「心機一転、ホームページをリニューアルしたのに、なぜか検索順位が下がり、問い合わせも減ってしまった…」
実はこれ、ホームページリニューアルでよくある失敗の一つです。デザインを一新し、心躍るスタートを切ったはずが、ビジネスの生命線であるはずのWebサイトが逆効果になってしまう。そんな悪夢のような事態は、絶対に避けたいですよね。
ご安心ください。ホームページリニューアルは、正しい手順を踏めば、デザインが綺麗になるだけでなく、SEO(検索エンジン最適化)評価を格段に向上させ、ビジネスを加速させる絶好の機会となります。
この記事では、大阪で多くの中小企業様のホームページ制作を手掛けてきたプロの視点から、リニューアルで失敗しないためのSEOのポイントを、専門知識がない方にも分かりやすく徹底解説します。
この記事を最後まで読めば、あなたは以下のことができるようになります。
- リニューアルによるSEO低下のリスクを理解し、回避できる
- SEO評価を引き継ぎ、さらに強化するための具体的な手順がわかる
- 安心してリニューアルを任せられる制作会社の選び方がわかる
大切な会社の顔であるホームページを、ビジネス成長のエンジンへと進化させましょう。
なぜ?ホームページリニューアルでSEO順位が下がる、よくある失敗例
そもそも、なぜリニューアルによって検索順位が下がってしまうのでしょうか。主な原因は、それまでGoogleなどの検索エンジンが評価していた「サイトの価値」が、リニューアルによって正しく引き継がれないことにあります。
ここでは、よくある失敗例を3つご紹介します。
失敗例1:URL(住所)が変わり、誰も見つけられなくなった
各ページに割り当てられているURLは、インターネット上の「住所」のようなものです。リニューアルでURLを変更したにもかかわらず、古い住所から新しい住所への「転送届」を出さないと、検索エンジンもユーザーも新しいページにたどり-着けなくなります。
その結果、これまで蓄積してきたページの評価はゼロになり、検索結果に表示されなくなってしまうのです。
失敗例2:ページの内容(財産)を捨ててしまった
長年運用してきたホームページには、ブログ記事やお客様の声など、貴重なコンテンツ(財産)が蓄積されています。これらがユーザーにとって有益であると検索エンジンが評価し、検索順位に繋がっています。
リニューアルの際に、「デザインが古いから」という理由だけでこれらのコンテンツを削除・または大幅に変更してしまうと、サイトの価値が大きく損なわれ、順位低下の直接的な原因となります。
失敗例3:サイトの構造が悪く、回遊しにくくなった
ユーザーや検索エンジンがサイト内をスムーズに移動できるか(回遊性)も、SEOの重要な評価項目です。
見た目のデザインだけを優先し、ナビゲーションが分かりにくくなったり、関連ページへのリンクがなくなったりすると、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。このようなサイトは「使いにくいサイト」と判断され、評価が下がってしまいます。
これらの失敗は、いずれもリニューアル時にSEOの視点が欠けていることで起こります。では、どうすればこれらのリスクを回避し、逆にSEOを強化できるのでしょうか。次の章で、具体的な手順を見ていきましょう。
SEOを強化するためのホームページリニューアル【7つの手順】
ここからは、リニューアルで失敗しないために、必ず押さえておきたい具体的な手順を7つのステップで解説します。専門的な内容も含まれますが、「こんなことを考慮する必要があるんだな」と知っておくだけでも、制作会社との打ち合わせがスムーズに進みます。
手順1:現状のSEO評価を正確に把握する
まずは、現在のホームページがどのような評価を受けているのかを正確に把握することから始めます。
- どのページのアクセスが多いのか?
- どんなキーワードで検索されているのか?
- どのくらいの問い合わせに繋がっているのか?
これらのデータを「Googleアナリティクス」や「Googleサーチコンソール」といった無料ツールで分析し、現状の強みと弱みを洗い出します。この分析結果が、リニューアル後のサイト設計の重要な羅針盤となります。
手順2:URL構造は可能な限り維持する
前述の通り、URLはインターネット上の「住所」です。評価を維持するため、可能な限り既存のURL構造は変更しないのが鉄則です。
特に、アクセス数の多いページや、多くの外部リンク(他のサイトからの紹介リンク)を受けているページのURLは、必ず維持するようにしましょう。もしドメイン(〇〇.comの部分)から変更する場合は、さらに慎重な対応が必要です。
手順3:どうしてもURL変更が必要なら「301リダイレクト」設定を
サイト構造の見直しなどで、どうしてもURLの変更が必要になる場合もあります。その際は、「301リダイレクト」という設定が必須です。
これは、古いURLにアクセスしたユーザーや検索エンジンを、新しいURLへ自動的に転送する「恒久的な住所変更届」のようなものです。この設定を行うことで、古いURLが持っていたSEO評価を、新しいURLへほぼ100%引き継ぐことができます。
この設定は非常に重要ですが、一つでも間違えると大きな機会損失に繋がるため、必ず専門家である制作会社に依頼しましょう。
手順4:既存のコンテンツとメタ情報を引き継ぐ
ユーザーに有益なブログ記事や導入事例などのコンテンツは、新しいサイトにも必ず引き継ぎましょう。
また、各ページの「タイトル」や「メタディスクリプション(ページ内容の要約文)」も、検索結果のクリック率に大きく影響する重要な要素です。これらも既存のものをベースに、より魅力的で分かりやすい内容に改善(リライト)することで、さらなる評価向上が期待できます。
引き継ぐべき情報 | 概要 |
---|---|
タイトルタグ | 検索結果に表示されるページの題名。SEOの最重要項目のひとつ。 |
メタディスクリプション | 検索結果のタイトルの下に表示される説明文。クリック率に影響。 |
hタグ(見出し) | ページ内の文章構造を検索エンジンに伝える役割を持つ。 |
コンテンツ(本文) | ユーザーに価値を提供するブログ記事やサービス紹介文など。 |
画像(altタグ含む) | 画像の内容をテキストで説明するaltタグは、画像検索からの流入に影響。 |
手順5:スマホでの見やすさ(モバイルフレンドリー)を徹底する
今や、ホームページ閲覧の多くはスマートフォン経由です。Googleも「モバイルファーストインデックス」を導入しており、スマートフォンでの表示・使いやすさを主軸にサイトを評価しています。
画面サイズに応じて表示が最適化される「レスポンシブデザイン」への対応は、もはや必須条件と言えるでしょう。
手順6:サイト表示速度を改善する
ページの読み込みが遅いサイトは、ユーザーが待てずに離脱してしまいます。サイトの表示速度は、ユーザー体験(UX)とSEO評価の両方に直結する重要な要素です。
リニューアルを機に、画像の容量を圧縮したり、サーバー環境を見直したりすることで、サイトの表示速度を改善しましょう。
手順7:公開後の効果測定と改善
ホームページは、公開してからが本当のスタートです。手順1で分析したデータと比較し、リニューアル後に順位やアクセス数がどう変化したかを継続的にチェックします。
思うような結果が出ていない場合は、その原因を分析し、コンテンツの追加や修正といった改善を繰り返していくことが、Webサイトを「育てる」上で非常に重要です。
ここまで読んで、「思ったより複雑で、自社だけでは難しそうだ…」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。ご安心ください。私たちメイクルは、これら全てのSEO施策を盛り込んだホームページリニューアルを得意としています。
【実績】SEO強化で成果を出す!メイクルのホームページリニューアル
メイクルでは、これまで200社以上のホームページ制作・リニューアルに携わってきました。デザインの刷新はもちろん、SEOを意識したサイト構造設計で、多くのお客様から「問い合わせが増えた」「特定のキーワードで上位表示されるようになった」とのお声をいただいています。
とある製造業様の事例
- 課題: デザインが古くスマホ未対応。ブログを更新しても検索に全く引っかからず、問い合わせもゼロの状態だった。
- 施策:
- ターゲット顧客が検索するキーワードを徹底的に分析し、サイト構造とコンテンツを再設計。
- 既存の有益なコンテンツはSEOを意識してリライトし、適切に引き継ぎ。
- もちろん、301リダイレクトやモバイル対応、表示速度改善なども網羅的に実施。
- 成果: リニューアル後3ヶ月で、主要なサービス関連キーワードで検索1ページ目に表示されるように。Webサイト経由の問い合わせ数が月平均0件から5件に増加し、新たなビジネスチャンスの創出に成功しました。
このように、正しい知識に基づいたリニューアルは、企業の強力な営業ツールを生み出します。私たちの制作実績ページでは、その他多数の成功事例をご紹介していますので、ぜひご覧ください。
まとめ:SEOを意識したリニューアルで、ビジネスを次のステージへ
ホームページリニューアルは、単にデザインを新しくするだけではありません。SEOの視点を持ち、適切な手順で進めることで、これまで以上に多くの見込み顧客と出会い、ビジネスを大きく成長させるための「戦略的投資」となります。
今回ご紹介したポイントは以下の通りです。
- リニューアルのリスクを理解する: URL変更やコンテンツ削除はSEO評価を下げる原因になる。
- 正しい手順を踏む: 現状分析から始め、URL維持、301リダイレクト、コンテンツ引き継ぎなどを徹底する。
- 技術的な要素も重要: モバイル対応や表示速度改善も必須。
- 公開後も改善を続ける: 効果測定を行い、PDCAを回すことが成功の鍵。
「専門的なことはよく分からないけど、とにかく失敗はしたくない」
「リニューアルを機に、Webからの集客を本格化させたい」
そうお考えの大阪の中小企業経営者様、ぜひ一度私たちメイクルにご相談ください。私たちは、難しい専門用語は使わず、お客様のビジネスの成功に繋がるホームページリニューアルを、月額費用不要・コミコミ20万円の買い切り価格でご提案します。
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